金属造形品市場は2030年に2兆円!?

金属造形品市場は2030年に2兆円!?

マジか!!!と思わず微笑んでしまう市場規模です。

これの数字は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)がまとめたレポートの抜粋だそうですが、マーケットの拡大の見込みがあるのは私たちにとってもうれしい限りです。

これらの見込みは金型や工具、医療機器、航空宇宙、エレクトロニクス、ロボットなどで構成されるようです。

弊社ではすでに金型ノウハウを構築しお客様に提供させて頂いておりますし、医療機器の開発も進んでいるのでこの話が本当であれば10年後には素晴らしい会社に成長できるかもしれません。

今現在よく造形させて頂いている自動車産業の試作部品はあまり伸びないそうですが、それ以外が順調に伸びるのであれば問題なしです。

しかし・・本当にこの通りになるのか?という疑問が残こります。

今後金属3Dプリンターを購入して追随しようと思っている企業様には特に重要な話になることでしょう。

今現状のマーケットの反応から今後の予想をしてみようと思う。

金型分野

金型分野では3次元水管を配置したハイサイクル金型が非常に有効であると立証されています。ダイカスト金型、樹脂金型の分野では今後の期待は非常に大きい。

しかし、問題も残されている。

まずは価格の問題です。1億の設備を使用していては既存工法との差が激しい。材料もKgあたり数万円では合わせにくい・・・これらの問題と、造形サイズの問題がクリアできれば一定の伸びは期待できると思う。

医療機器分野

医療機器ではすでに歯科分野や人工関節分野で日本でも薬事申請されている。

しかし、既存工法という壁に阻まれているのも否めない。が、人体に入れるもの・・入れ歯も人工骨などもカスタムメイドという部分で大きく期待できる。

患者様にあわせた形状や構造は医療分野のイノベーションともいえるだろう。

問題は、一品一様生産をどう立証しどう保証するかだ。

是非国レベルで解決策を模索していただきたい。

ロボット分野

ロボット会ではより早く、より正確にが求められている。それにはロボットのマニプレーター部分は軽量化が必要になる。アルミやチタン材を使用し軽量化をはかるには非常に都合の良い工法ともいえる。

あとはどのように設計するか・・その部分のスペシャリストの育成が必要なのかもしれない。

航空宇宙分野

航空宇宙分野ではヨーロッパやアメリカにはかなり出遅れた。一説によれば中国にも追い抜かれているらしい。

しかし、需要がどこまであるのかは不透明だ。

なぜならボーイングの仕事も日本ではエンジン関係は皆無。機体の組み立てになっているからだ。そうなると金属3Dプリンターで出来るものはほとんどない。しかし、三菱重工の飛行機「MRJ」で使用するなら十分に考えられるかもしれない。

あとは強度の担保だ。

エレクトロニクス分野

エレクトロニクスでは実はあまりイメージできていない。電気自動車??の普及が始まれば軽量化や熱の放出の部品は動くだろう。

ドローンなんかでも軽量化に向けた動きがあったことも確かです。

予想はしにくい分野ではあるが、量的にはかなり期待できる分野であることには違いない。