3Dプリンターを使った金属造形品

弊社では毎日多くの金属造形品を製作しております。展示会などでは実際にお客様に金属造形品を手に取ってご覧頂いておりますが、遠いお客様でまだ見た事ない方も多くみえます。

弊社ではアルミニウム、チタン64、インコネル718、マルエージング鋼での造形をしておりますのでそれぞれのサンプル品の画像を見て頂きたいと思います。

アルミニウム造形品

S__2523138アルミニウムの造形は軽量化や鋳造の代替え等でお使い頂く場合が多くあります。

写真のようにラティス構造(トポロジー設計)を入れこんだ軽量化と剛性維持。または金型レスでの製作が出来るため開発期間の短縮などにも繋がります。

今一番話題の金属と思いますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。

 

インコネル造形品

インコネル造型インコネルは難削材の1つでして加工が非常に難しいと言われております。

工具費も馬鹿にならないですし、時間もかかります。そんな難削材を逆手にとって今まで出来なかった加工や複雑加工等を金属造形を使用する場合が増えております。

写真のようなパイプ形状であったり、ヒートシンクなどアイディアが簡単に形になるようになりました。

インコネルは耐熱鋼なので熱のかかる場所には最適な金属と言えます。

チタン造形品

IMG_1405チタンは軽量化や医療などで幅広くお使いになって頂いております。

通常金属の半分の比重で、生体材料としても注目を集めています。写真のようなインペラだったり、パイプであったり色々な形状で造形させて頂いております。

しかし、チタンは造形も一番難しく出来ないものもありますので、まずはご相談して頂ければ造形の可否などご連絡させて頂きます。

自動車産業、航空機産業、医療などでどうぞ!

マルエージング鋼造形品

図1マルエージング硬は鉄系の材料としてお使いになって頂いております。

金型製作や金属部品で使って頂いております。写真のように水管を入れて金型を製作するケースが多くあります。

金属3Dプリンターの中では一番造形しやすい金属です。また時効処理をすれば硬度もHRC53まで上がりますので色々使える材料だと思います。

価格も一番安いのでよく依頼のある金属となっています。

 

 

 

金属3Dプリンター工場見学の流れについて

今年に入り多くの工場見学の依頼が入っております。

そこで今日は金属3Dプリンターの工場見学の流れについてご説明させて頂きます。

金属3Dプリンター基礎知識

金属3Dプリンターセミナー
株式会社J・3Dの社内での無料セミナーのご案内です

金属3Dプリンターの工場見学ご希望のお客様の大半が、色々誤解をもっています。まずは金属3Dプリンターについての基礎知識と金属造形ルール等をお話しさせて頂きます。そしていまどのような活用され方をしているのか・・また少ないですが実例も交えてお話しさせて頂きます。

その中でご質問がある場合、質疑応答時間も設けておりますのでご遠慮なくご質問下さい。

またサンプル品などの展示もしてあります。

どうぞ手に取ってご覧になって下さい。サンプル品の写真は撮って頂いて構わないです。

所要時間は約1時間〜1時間半になります。

金属3Dプリンター工場見学

金属3Dプリンター基礎知識が終わりましたら工場へご案内させて頂きます。工場内は撮影禁止になっております。

撮影許可のある場合のみ撮影して頂いて構いません。工場内はスタッフがいないと入れないようになっておりますのでむやみに出入りする事ができませんのでご了承下さい。また、静電気を嫌いますのでむやみに機械に触れたりしないようにお願い致します。

所要時間は約20分となっております。

最終質疑

金属3Dプリンター基礎知識、または工場見学の際に気がつかれた点、追加質問等をセミナールームにてさせて頂きます。

所要時間は20分となっております。

 

全工程で約2時間を予定しております。セミナールームは最大40名まで入れますので、企業様、商工会議所様、などの大人数も対応させて頂きます。

設備の購入検討の際にも是非お気軽にお立ち寄り下さい。

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金属3Dプリンターで造形出来る金属材料まとめ

金属3Dプリンターで造形できる金属材料は今のところ限りがあります。どんな金属でも出来る訳ではないので本来の性能と違う場合も出てくるかもしれません。

そこで弊社で取り扱う金属3Dプリンター材料に付いてまとめてみました。アルミニウム、マルエージング鋼、インコネル718、チタン64、SUS316L。

マルエージング鋼

マルエージング鋼成分表

鉄系の部品や金型に使って頂いている材料になりますが、その使い方の場合オーベースペックになる場合もありますが、鉄系と言われますとこの材料になります。

時効材になりますので、時効処理をする事により硬さがHRC53程度まで向上するので万能性がある材質として弊社では取り扱っています。

価格的にも一番安く、納期も早い造形物になります。他の材料に比べ歪みも少ないの造形がしやすい材料です。機械的特性については次のようになります。

マルエージング鋼機械的特性

アルミニウム(AlSi10Mg)

アルミニウム成分表世の中には色々なアルミニウムが存在しておりますが、金属3Dプリンターで使用するアルミは限られています。特に弊社で取り扱っているアルミニウムは1種類のみです。

しかし、造形のサイズによって特性が変わってきますので両方のご紹介をさせて頂きます。アルミニウムの成分に付いてはどの方法でも粉末は1種類なので変わる事がありませんのでご確認下さい。

アルミニウムには2種類の造形方法があります。1つは通常造形。通常造形は造形するチャンバー内の基準プレート温度が35℃の事を言います。この造形方法では弊社で出来る造形サイズ、特にZ方向に対して280mmを確保できる造形方法になります。しかし、アルミニウムはすぐに固まってしまうため、より大きな残留応力をもつ事になりますので、面積の広いものには不向きだと言えます。また造形金属の密度も低くなります(99.85%)。

アルミニウム機械的特性35

一方、もう1つの造形方法が200℃造形といわれる造形方法です。先ほど説明したようにアルミニウムはすぐに固まってしまう為に残留応力が大きくなりますが、すぐに冷えない工夫を施したのが200℃造形になります。

この方法により残留応力を抑える事が出来るようになりました。が・・・造形物の高さが140mmを超えると造形が出来なくなります。その理由は金属粉末の継ぎ足しが必要になるからです。造形が一定の高温状態になっている時に粉末の継ぎ足しが発生するとチャンバーの扉を開ける必要があります。その時に熱が下がり収縮をおこしてしまいます。収縮後にリスタートすると寸法がずれてしまい造形部の出来映えが悪くなります。

引っぱり強度等の機械的特性も通常造形に比べ落ちますので、このデーターをしっかり確認した上で使用する事をお勧め致します。

アルミニウム機械的特性200

インコネル718

インコネル718成分表耐熱が必要な部分に使われる材料になりますが、通常切削でやる場合も材料の手に入りにくさや、加工性の悪さなどがある材料です。主に航空機や自動車関連で使われています。

複雑形状なればなるほど金属3Dプリンターを使うメリットがあります。

造形としては比較的やりやすい材料になりますが、高温熱処理が必要なため残念ながら弊社で熱処理までの対応が出来ませんのでご了承下さい。

弊社の造形物ではかなり需要の高い金属です。耐熱温度は649℃になります。

インコネル718機械的性質

チタン64

チタン64成分表この材料は航空機、医療分野で幅広く使って頂いておりまして軽量化に適しております。医療では体内インプラントの材料としても今後活躍が見込まれています。

しかし、造形の難易度としては最高レベルになります。歪みが出やすくサポート除去も大変な材料ですが、同じように切削でも大変な材料です。インコネル同様複雑形状では高価が高い材料ですし、一品一様で金型を製作する事無く製品が出来上がるので、チタン部品の試作開発分野でも大きく効果を上げる事ができます。

金属粉末の価格も一番高いのですが、サポート除去費用等も一番高額な造形になります。

チタン64機械的特性

ステンレス(SUS316L)

SUS316L成分表お客様からの要望の多い材料です。もちろん錆びない材料としての需要になります。食品関係から宝飾、または薬品関係などからの引き合いが多いです。しかし、積層ピッチが細かく(0.02mm)造形時間がかかる材料になります。今までにない形状を作りたいとい要望が多いのが特徴です。

現状機械加工でできるものを置き換えても価格的には厳しいと言われますので、ステンレスでしかも今まで出来なかった形状を作る場合に特化して使用する事をお勧め致します。

 

 

SUS316L機械的特性

金属3Dプリンター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3Dプリンター加工業者をお探しなら

3Dプリンター加工業者をお探しなら株式会社J・3Dをご用命下さい。

マルエージング鋼、チタン64、インコネル718、アルミニウム、ステンレス、の材質で金属3Dプリンター加工させて頂きます。

特に試作開発分野では短納期という事で非常に喜ばれております。

株式会社J・3Dでは世界シェアNo1のEOS社のEOSINT M280 M290 合計3台保有しておりますので急なご依頼でも対応できます。

時間がない・・・・加工がメンドクサイ。。などなど試作開発をより早く提供するサービスになっております。

ご依頼の際には3Dモデルデーター(STL、IGES、STEP等)が必要になります。データーが届き次第お見積もりをさせて頂きます。

3Dデータ

EOS社の金属粉末材料ラインナップ

弊社が使用するEOS社の金属3Dプリンターでは様々な金属粉末のラインナップがあります。

弊社で取り扱っている材質は、アルミ、インコネル718、チタン64、マルエージング鋼の4種類ですが、その他にもあります。

現段階では上記4材質がマーケティング上必要な材質だと思い取り扱いを始めたのですが、今後お客様とお話をして行く上で必要になる材質を順次取り入れて行こうと思います。

下記の表が現時点でのEOS社の金属粉末のラインナップになります。

名称 素材 特性・利用用途
EOS MaragingSteel MS1 マルエージング鋼 金型インサートや機能部品
EOS StainlessSteel GP1 ステンレス 延性や耐食性が求められる部品
EOS StainlessSteel PH1 ステンレス 延性や耐食性が求められる部品
EOS CobaltChrome MP1 コバルトクロムモリブデン 機械的性質と高耐熱性の求められる部品
EOS CobaltChrome SP2 コバルトクロムモリブデン 歯科のクラウン、ブリッジなど
EOS Titanium Ti64 チタニウム合金 機械的性質と軽量及び生体親和性が求められる部品
EOS NickelAlloy IN718 ニッケル基調合金 高耐熱性が求められる部品
EOS NickelAlloy IN625 ニッケル基調合金 高耐熱性が求められる部品
EOS Aluminium AlSi10Mg アルミニウム 試作品や軽量性が求められる部品