最近のセミナー参加者の企業様、また金属3Dプリンターメーカーの販売動向、そして市場分析、市場予測されているレポートを拝見していても同じ事を思うわけですが・・
金属3Dプリンターのマーケットが急拡大しつつあります。2013年に発生した第2次金属3Dプリンターブームが巻き起こったときは、興味本位で工場見学にきたり、セミナーに参加されたりされる方がほとんどでしたが、ここ1年は様相が変わりました。
工場見学に来て頂けるお客様も、セミナーに参加して頂いているお客様も金属3Dプリンターを購入し、何かを始めよう!という意思が見えています。
いよいよ日本でも本格的に金属3Dプリンターを活用したものづくり(研究開発)が動き出したな・・とヒシヒシと感じます。
最新機種も続々と出ていますので、再び脚光を浴びつつあります。
なんにせよ、金属3Dプリンターの知名度が上がり、マーケットが広がって頂けるのは私どもとしてはありがたいお話です。
皆様も目にしたことがあるかとは思いますが・・
2013年頃が頂点だったとしてこの4〜5年の間に一気に下り、2018年からまた登り始める位置にいるのかもしれません。
登りかたはゆっくりかもしれませんが、確実にマーケットが広がり欧州のようにものづくりが始まるといいですね。
しかし、問題は山積みです。
なんせアメリカでもヨロッパでも規模が違います。
自社で粉末を作り、工程、品質管理ができるほどの設備投資をしていますし、博士級の方々が社内にたくさんいます。
私たちのように小さく初めて・・という考え方ではないので差は大きく広がる一方です。
とはいえども・・・最近では規模を広げるチャンスのお話をいただけるようにもなって来ました。が・・
その前に技術の確立とマーケット作りに最大限の力を注いでいきたいと思います。