純チタンの金属3Dプリンター造形スタート(テスト)

以前お伝えいたしました純チタンの造形がスタートいたしました。

とは言うものの・・現在はまだパラメーター調整といったところですし、しばらくは商品としてお出しすることはできません。

強度検査、密度などなど色々な試験を行わなければなりません。

テスト造形では思ったより順調に造形できており、今までのチタン64と違い残留応力もさほど強くなくいい感じで造形できております。

純チタンはその耐食性の高さから・・また人体に対しても生体適合性に優れた金属であると言える金属であることから人口骨、関節、歯科材料、手術器具、ペースメーカー、車椅子、ステッキ、アルカリイオン浄水器電極、歯ブラシ、ピンセット等に使われております。

そんな純チタンを金属3Dプリンターにて造形していこうと言うのだから世の中進歩したものですよね。

現在弊社では人工股関節の開発に取り組んでおりますので、それをこの純チタンを使い社会貢献していこうと思っております。

削りにくい材料で、軽くて、適合性も、耐食性も良いので期待値としてはMAXです。

それにはまず、パラメーターを最適化し強度や密度を担保していく必要がありますので、一年かけて開発したいと思っております。

まだ販売はできないものの・・・純チタンも弊社のラインナップとして今後加えて行くのは言うまでもありません。

金属アレルギーを持つ方への、装飾品・・調理器具や食器などでもお使いになることができます。

乞うご期待!!

 

3Dプリンター用金属粉末素材について

弊社では常時3Dプリンター用金属粉末素材を(設備=マックスサイズ)×設備台数 分、確保しております。金属粉末素材は湿度から守られしっかりした管理のもと保管しております。使用している金属粉末素材はドイツからの購入品になります。若干価格的には高くなってしまいますが、金属密度や強度の確保の為現在のところ仕入れを変えるつもりはありません。さて・・3Dプリンター用金属粉末素材について意外にお客様からのお問い合わせが多いので金属粉末素材についてのお話を少しさせて頂きます。

EOS社の3Dプリンター用金属粉末素材

① 3Dプリンター専用に開発された専用粉末
EOS社は、金属3Dプリンター技術開発をいち早く手がけてきた企業です。約25年の歴史を持っています。この歴史の中でレーザーに出力と金属粉末素材に関しては多くの知見を持っています。 
ミクロンオーダー(ガスアトマイズ法)で粒径の分布に拘った金属粉末素材は金属の密度、強度にも大きく関わってきます。材料の精度にも拘りをもってこそ質の良い金属製品が出来上がります。EOS社の3Dプリンター用の専用金属粉末素材は、そのための条件を十分に満たしています。

② 高品質な球形状
金属3Dプリンター技術で使用する金属粉末素材は、サイズが揃っているだけでなく球状をしていることも重要です。金属3Dプリンターでは金属粉末素材を敷き詰める動作がありますが、その時に粉末の流動性が密度に大きく関わる事がわかっています。EOS社は、その粉末粒度と形状においてに知見をどこよりも多くもっており、金属3Dプリンターにおいて、最適な粒度と最適な形状の粉末を提供して頂けます。弊社での取り扱い材料の種類はマルエージング鋼、インコネル718、アルミニウム、チタン64となっております。

日本での3Dプリンター用金属粉末素材

日本国内においても3Dプリンター用の金属粉末素材の製造は既に行われています。新たなアトマイズ法により本当に真球に近い粉末が販売されようとしています。粒径の品質も「さすが日本人」というくらいしっかりした物になっています。しかし、価格的にはまだまだ高額とうことには変わりまりません。3Dプリンターの普及とともに改善してくるとは思いますが・・

弊社では新素材での3Dプリントの開発にも取り組んでいます。それらの素材に関してはドイツからの購入品ではなく、日本の金属素材メーカー様から供給を受けております。現段階ではまだ本当に開発と言った段階で密度や強度までたどり着いておりません。が・・現状の3Dプリンター用の金属粉末素材はヨーロッパ規格であって日本で必要な素材ではありません。今後の3Dプリンターの活用を更に発展させるには日本で必要な金属粉末素材が必要で、それを造形できる技術が必要になると思っています。たくさんの金属3Dプリンターが国内にも存在しておりますので、日本独自の素材の開発と造形技術を融合させたいと思っております。

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