新年度から金属3Dプリンター(AM)プロジェクト続々

2013年から金属3Dプリンターが注目されてきましたが、ようやくここにきて金属3Dプリンターのプロジェクトが続々と立ち上がっているように感じます。

今まで調査、情報収集など実施されてきた企業様が金属3Dプリンターの活用を検討されています。非常に嬉しい反面・・責任の重さを感じます。

お客様の希望的なご意見と、現状に大きなギャップを感じているからです。

しかしながら、企業努力を惜しむつもりはありません。今まで出来なくてもこれから出来るように考えて造形をするべきですし、独自の技術を積み上げなければこの事業は成り立ちません。

樹脂の3Dプリンターの歴史を見るとそれはわかります。2012年あたりから日本でも一大ブームが到来し、街には3Dプリンター屋さんが多く見受けられるようになりましたが・・それと同時に各企業様も設備を購入した事により数年後には多くの3Dプリンター屋さんが消えました。

金属も同じ現象がいずれ起こりますので、誰もが真似できない技術の蓄積が必要となるのです。新年度からたくさんのプロジェクトがあり、参加させて頂く事になりますがこれらをうまく活用し技術の蓄積をして行かなければなりません。

補助金等もありますので、ここ1年で欧米に追いつくだけの失敗をしていこうと決意しました。

金属3Dプリンターの真価はこの1年が勝負の年となる事でしょう。

服部君

高張力鋼板材、ホットスタンピングに金属3Dプリンター

自動車の車体軽量化のため、高張力鋼板材の活用が増えると予測されています。また、同時にプレス技術中心にした新たな技術開発が必要になってきています。

980MPa以上の超高張力鋼板材のプレス技術は中々大変と伺っています。そこで注目を集めたのがホットスタンピング法ですが量産を行う場合はたくさんの問題があるようですが、高張力鋼板の活用も避けて通れない開発テーマです。

まずは金型材料の改善や、鋼板自体の特製を変えるなどが考えられますが、材料メーカーを巻き込んだ動きとなるので自動車メーカー様等が行って行く事でしょう。欧州の自動車メーカーでは既に採用が広がっています。

熱間プレスはハイテン材を冷間プレスするよりも成形性が良く、プレス加工の難易度が低いこともメリットだが冷却法が中々上手くいかないようです。直接冷却法もあれば、金型の中に水冷管を通す方法もあります。

そこで、金属3Dプリンターの出番もあるのではないかと考えます。今現状のホットスタンピング法で水冷管はガンドリルで穴をあけるので形状にあった冷却が行えません。金属3Dプリンターならそれが可能になるのです。ただ1つ問題が・・・

弊社が保有する金属3Dプリンターも・・いえ日本に存在する3Dプリンターも造形範囲が大きくありません。なので金型を分割する必要が出てきてしまうのです。

それが価格的なデメリットになる可能性はありますが、事実、冷却時間が半分になったという実例があります。しかし、残念ながらまだ本採用にならないのはそれ以外の方法も模索しているからなのだと思います。もちろん色々な工法や技術向上を図るのは当たり前の事なので、気長に待ちますがホットスタンピング法の注目度が高い事から、1つの工法として成り立つ可能性もあるのかもしれないと感じます。

金属3Dプリンターの使い道・・・まだまだ考えれば出てくるのかもしれません。

ホットスタンピング

新たなものづくりの現状と将来展望

10月26日 愛知産業化学技術総合センターにて金属3Dプリンターシンポジウムが開催されます。

テーマは「新たなものづくりの現状と将来展望」ということで3Dプリンタによるものづくりと、可能性、 その活用方法等について探って行きます。

参加費は無料となっておりますが、先着120名様となっておりますのでお早めにお申し込み下さい。

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金属3Dプリンターを活用した試作支援サービスです

金属3Dプリンター受託造形サービスというのは言い換えれば、金属3Dプリンターを活用した試作支援サービスと言えます。

もちろん、金型や部品などの最終製品も造形製作しておりますが、大半が試作開発の納期短縮というお仕事が多いです。

樹脂の3Dプリンターもそうでしたが、試作開発の時間短縮に大きく貢献しました。しかし、現状では金属3Dプリンターは価格が高い為にどこにでもあるわけではありませんのでこのようなサービスビューロー等にお願いする事が懸命だと思います。

しかし、特許も少しずつ切れてきてますので、いずれは価格が下がってくるものと思われます。

金属3Dプリンターを活用した試作支援は、欧米ではすでに大きく成長し始めております。医療分野だったり、航空機、F1などでは当たり前になりつつあります。

弊社では試作支援ということだけではなく、考えられる事の提案等も行っておりますのでご相談はお気軽にお問い合わせ下さい。

金属3Dプリンターで試作期間の短縮を応援いたします。

インコネル造型

三重県での金属3Dプリンター活用事例

愛知県のお隣、三重県でも金属3Dプリンターの活用が広まりつつあります。

主に医療関係と、航空機関連での活用となっておりますので、チタン64の材質がよく出ます。

三重県も工業団地等にもお邪魔させて頂いておりますが、大きな工場が建ち並び色々な業種がたくさんありますよね。

自動車を中心とした鈴鹿もありますし、試作開発もきっと行われている事と思います。

愛知近郊ということで、工場見学もすぐにできますので三重県の企業の皆様には是非お気軽にお立ち寄り頂きたいです。

先週は伊勢のお客様にご注文頂きましたので、ご挨拶も含めお邪魔させて頂きました。高速道路も整っていて本当に近いものだと感じます。

工場見学の際は人数と日にちをご連絡下さい。

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急激に進む金属3Dプリンター

ここにきて急激に金属3Dプリンターでの製作や、設備購入等が動き始めています。

昨年の金属3Dプリンターから約1年。色々調べて動きが急に加速し始めたものと思われます。

金属3Dプリンターの活用方法が広がってくる事を感じます。

しかし、現段階では欧米のように100台も200台も金属3Dプリンターを並べるような仕事量はなく、かといって1台では仕事になりません。

投資できる体力のある企業だけが成長する分野だな。。。とつくづく思います。

しかもランニングコストも半端ないのでその辺がわかってくると中々進めにくい仕事です。

そしてこの分野は、新設備の開発が世界各国で行われていて素晴らしい設備が来年出るかもしれない分野ですので、一度にたくさん買ってしまえば近い将来ゴミになる可能性もあるのです。

今は造型範囲を大きくするとかスピードを速くするとか新設備の開発が日本でも行われています。

まだ未発達な業種である以上リスクも伴いますね。

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多品種少量生産に金属3Dプリンターを活用

中国を震源地として世界同時株安に歯止めがかからない様相を見せています。このような状況かではモノづくりが変わる可能性がありますよね。

コストダウンや時短、方法の改善等をして行かなければ世界の市場とは戦えないからですね。

実は株安になる前から、多品種少量生産に金属3Dプリンターを活用頂いているお客様がいます。金型レスはもちろんの事ですが、納期や保管のリスクを減らしたいとの事で使って頂いております。

弊社としましても、このようなリピート率の高いもの・・あるいは企業様に対しては価格をかなり下げさせて頂いております。

金属3Dプリンターを購入した方が得か。。はたまた、こうした外注に頼る方がいいか。。という議論もあるかとは思いますが

現実的には今のところビューロー活用が多いのだと思います。

今からモノづくりが変わるとするならば・・金属3Dプリンターの活用は1つの工法として使われる機会が増えそうです。

エキゾーストマニホールド