秋雨が金属3Dプリンターに与える影響

6月の梅雨が終わってホッとしていましたが、9月に入り台風が立て続けに発生。そして今では秋雨前線が停滞している状況です。

正直に言いますと雨が降ると心配事が増えるのが金属3Dプリンターです。たまに通常の現場に金属3Dプリンターが設置してあるのを見かけますが信じられない・・という感じです。

とは言いましてもその地域によります。北海道や東北、長野などなら大丈夫かもしれません。しかし・・弊社は名古屋・・高温多湿地域なので雨が降るだけで注意を促します。

造形ルームは365日空調を動かしているものの、人が出入りするので雨が降っている日はいつもより湿度が上昇しています。今回のように秋雨が長引くような時は1日、1日と湿度が少しずつ金属粉末に入り込んでいくように感じます。

金属粉末に湿度が入り込むと流動性が悪くなり密度が出なくなったり、水素が発生して品質に影響したりするので可能な限り湿度対策をする必要があります。

最近では造形ルームの湿度管理表を朝、昼、晩の3回行い、万が一の時のエビデンスに備えています。その日は天気だったのか?湿度が何パーセントだったのか? そんなの日の何時に造形を開始したのかなど色々な情報を管理する事により傾向と対策を今後も追求していきたいと思っています。

子供の頃は台風がくると「ワクワク」していましたが、今は「ドキドキ」という感じです。金属3Dプリンターは本当に繊細な機械です。

いつかくるかもしれない金属3Dプリンターでの量産等の為にも、これらのノウハウをしっかり構築しなければなりません。

akisameznsen

モノづくりの場所を選ばないのが金属3Dプリンター造形技術

これから生産現場新たな岐路にたって行く可能性があるのが3Dプリンター技術です。

セキュリティの問題は解決しなければならないが、データーさえ送ればすぐに造形がスタートできてしまうのがこの技術の素晴らしいところです。

今、弊社では名古屋に工場を構えていますが別に極端な話ベトナムやらアフリカでもいい訳です。今の時代はSkypeなどのテレビ電話も可能ですし、データーもやり取りできます。

ただ、今は現実的にお客様も金属3Dプリンターも見たいし、知りたいしということが先行しているので日本にあるだけなのです。

いずれこの業界もグローバル化が進み、ボーイングやエアバスも海外での生産を探していたりするかもしれませんね!!!

いいところを伸ばす。こういう活動をして行かなければこの業界まだまだ成熟できる感じではありませんね。

ずっと以前に弊社が金属3Dプリンターを10台持ったら日本の現実的な需要は全てなくなるとお話しした事がありますが、8台いっぺんに購入した企業様もみえますし、メーカー様でも多くの金属3Dプリンターの導入をしたり検討したりで現実的な需要は早くも下り坂に突入です。

でも・・まだ世界があります。世界にはまだまだこの技術を必要としている企業様があると思いますので、ニーズを的確に拾って行く必要がありますね。

燃料噴射ノズル