金属造形から最終仕上までの一貫生産

金属3Dプリンターの造形品というのは出来上がり精度はさほど良い物ではありません。金属3Dプリンターメーカーからのお話では±0.05と言われておりますが、実際には±0.1〜0.2。もちろん製品の大きさにもよりますが収縮によるものです。

弊社では金属3Dプリンター造形品の最終加工まで承っております。必要な部分はマシニング加工等もさせて頂き納品させて頂いておりますので一貫生産としてご安心して頂けると思います。

弊社では愛知県名古屋市を拠点としておりますが、関東営業所でも同じようにサービスをさせて頂いておりますので造形から加工までと指示して頂ければ幸いです。

さて、金属3Dプリンター造形サービス事業も4年経ちました。今月から5年目を迎える事となります。

この4年間数々の失敗を積み重ねみえてきたものも多く、毎日のミーティングの内容もレベルが高くなっていますし造形ノウハウもかなり積み上がってきました。

そんな技術を知って頂けるようになり、最近では少なかった関東方面のお客様が急激に増えてきております。

また、関西方面にも某機関を利用させて頂き多くのお客様と出会えるようになり取引企業様も着実に伸びてきております。

金属3Dプリンターの事なら「株式会社J・3D」と言って頂けるようさらなるチャンレジをする1年にして行きたいと思います。

試作品を金属3Dプリンターで

金属3Dプリンターで現在どんなものを製作させていただいているかと申しますと、80%が試作品になります。まだまだ強度等の信頼性には欠けているということと、大量生産が出来ない事が要因です。

大量生産にはやはり金型を使う方が圧倒的に安く、そして早くできるので何もわざわざ金属3Dプリンターを使う必要はありません。強度の点から申し上げますと、実際の引張り強度や硬度は問題なく使って頂けるレベルですが、密度の安定さにはもう少し結果が必要です。今のところ強度的に問題があったとか・・割れたという事例は発生しておりませんが、実際に何万回・・何万時間という耐久試験をしておりませんのでそれらのデーターが揃えばもっと金属3Dプリンター品の信頼性が上がってくると思われます。しかしそれにはある程度の時間も要するので今はジッと耐えしのいでいます。

しかし、試作というレベルで言えば試作金型も必要なく、短期間に製品を造形できてしまうので開発サイクルの向上が見込めます。樹脂の3Dプリンターもそうですが試作という分野では3Dプリンターの活躍は飛躍的に伸びているはずです。

今まで樹脂の3Dプリンターを使っていたお客様は実は非常に多いです。形を見るのには樹脂で十分だからです。しかし、機械的な負荷をかける場合は樹脂の強度がないため壊れてしまったりする事もたびたび・・そんなお客様が金属3Dプリンターの活用を目指しているので造形ルール等は承知済み。あとは価格と納期ですね。

価格はやはり高い印象が強いですが、場合によっては金型コストのほうが高いので1個、2個であれば十分金属3Dプリンターで勝負できます。しかも納期は1週間。皆様ならどちらを選択されますか??

今後も試作業界には金属3Dプリンターの可能性が広がってきます。開発サイクルの短縮はグローバル競争の中で勝ち残る為の1つの方法なのかもしれませんね。

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自分が欲しいモノを作りたい

3Dプリンターが普及して多品種少量生産が加速する動きが出始めています。

今までは企業の作った物を買うのが通常の流れでしたが、今後は「自分が欲しいモノを作りたい」と思うユーザーが増えてくるという事です。

確かにスマートフォンのカバー1つとっても電気屋さんにいけば多くのカバーが売られています。たかがカバーですがあれだけの量を置かなければならないのは少しでも自分らしさを求めていているからなのでしょう。

今はスマホカバーですが、近い将来それが車のボディー、家電の形状に至までパソコンで選んで製作するような時代が訪れるのかもしれません。

そんな動きを既に企業は察知しています。が・・現段階ではそれを形にする事は難しい。

あくまでも今後の技術革新に依存するのかもしれませんが、金属3Dプリンターを使ったオーダーメイド化というのは未来の構想の中に挙げておく必要がありそうです。

たかがハンドル・・・たかがシフトレバーかもしれませんが、お客様のニーズは着実に「自分が欲しいモノ」という視点で見ています。

3Dプリンターは「自分が欲しいモノ」を作る事が可能です。この技術を流行で考えるのではなく、未来を巻き込んで考える事が必要です。

新しいニーズが新しい技術と重なるのは遠くありません。

エキゾーストマニホールド

モノづくりの場所を選ばないのが金属3Dプリンター造形技術

これから生産現場新たな岐路にたって行く可能性があるのが3Dプリンター技術です。

セキュリティの問題は解決しなければならないが、データーさえ送ればすぐに造形がスタートできてしまうのがこの技術の素晴らしいところです。

今、弊社では名古屋に工場を構えていますが別に極端な話ベトナムやらアフリカでもいい訳です。今の時代はSkypeなどのテレビ電話も可能ですし、データーもやり取りできます。

ただ、今は現実的にお客様も金属3Dプリンターも見たいし、知りたいしということが先行しているので日本にあるだけなのです。

いずれこの業界もグローバル化が進み、ボーイングやエアバスも海外での生産を探していたりするかもしれませんね!!!

いいところを伸ばす。こういう活動をして行かなければこの業界まだまだ成熟できる感じではありませんね。

ずっと以前に弊社が金属3Dプリンターを10台持ったら日本の現実的な需要は全てなくなるとお話しした事がありますが、8台いっぺんに購入した企業様もみえますし、メーカー様でも多くの金属3Dプリンターの導入をしたり検討したりで現実的な需要は早くも下り坂に突入です。

でも・・まだ世界があります。世界にはまだまだこの技術を必要としている企業様があると思いますので、ニーズを的確に拾って行く必要がありますね。

燃料噴射ノズル