日本最速試作品製造の製造方法とは?

最速の金属試作品の製造方法だと思いますか??

切削加工??鋳造?ロストワックス?MIM?

色々な既存工法もございますが、実は最速は金属3Dプリンターなのです。

金属3Dプリンターの能力を最大限に生かすには納期というアドバンテージを忘れてはいけません。

小さな部品でも、大きな部品でも実は少量の試作品を作るスピードは金属3Dプリンターになります。「いや・・そんなことはない!うちの加工は早い」とおっしゃる企業様もみえるかもしれませんが、実はこれにはカラクリがあるんです。

スクリーンショット 2015-05-21 13.26.56

腕のいい職人さんがいる企業様がいかに早く加工できようとも・・・材料の入荷やプログラムの作成などの時間が発生してしまいます。金属3Dプリンターでは材料は常に手元にあるので注文を受けた数時間後には造形がスタートし、早いもので数時間で完成してしまいます。だから最速なのです。

しかも、金属3Dプリンターの場合複雑な形状は価格には反映されません。むしろ複雑であればあるほど機械加工よりも早いと言うメリットもあります。

造形品の価格はあくまでもかかった時間と材料費のみになりますので複雑なほど付加価値はあがり貢献できます。

納期が早くなれば開発も早く進みます。それが金属3Dプリンターの最大の効果なのかもしれません。

しかし。。全ての部品を金属3Dプリンターで造形できる訳ではありません。苦手な形状もありますし、造形できない形状もあります。また、ノウハウも必要になります。

しかし、それらを引いてもこの最短納期というアドバンテージを使わない手はない。出来る部品だけでも効果は十分にあがります。

ただし、価格もそれなりに高くなってしまうデメリットもあることは否めません。

S__1998850

金属3Dプリンターの粉末製造に関する技術動向

金属3Dプリンターの粉末について調査しているところからまとめの結果を頂きました。

弊社のようなサービスビューローでは金属粉末の安価な提供を待ち望んでいます。同時に品質の向上等にも非常に興味があるところですが・・

簡潔に言いますと、現段階では各3Dプリンターに合わせて最適化をする必要があり使用されている全ての金属3Dプリンターの性能を最大限に引き出す金属粉末は存在しないとの事です。

金属3Dプリンターでは粉を敷き詰める「リコーティング」という作業(工程)があるが、各社異なり流動性の重要度も様々であるという事です。

例えば弊社で使用する「EOS」ではピーク20μm〜30μmの粉末を使用しますが、他社の金属3Dプリンターでは自重で粉を供給するため軽すぎて駄目らしいです。

そんな些細な違いが金属粉末の標準化につながらない理由だそうです。

よってコストも下がりにくく・・品質の向上も難しいであろう・・という事なのです。

金属3Dプリンターでは金属のトレーサビリティーが難しく、今後問題にあるであろうと再三にわたって声を上げてきましたが残念ながら金属粉末の再生に関してもまた難しいとされています。

金属3Dプリンターのほんの少しの違いが粉末の開発を妨げ進化を遅らせているとはなんとも言えないお話でした。

早急な標準化と金属粉末の規格化を進めていかなければならないですね。

enshin

ネットで3Dプリンター

3Dプリンターの話題が急にマスコミで取り上げられて「すげ〜」って思ったのは僅か3年前。3年も経つと一通りの人が「3Dプリンター」という言葉は知っているみたいですね。一昨年はマスコミ率が非常に高く、テレビ、新聞などでもたくさん取り上げられていました。中でも印象に残ったのが・・これ http://news.yahoo.co.jp/pickup/6116034

3Dプリンターで殺傷能力のある拳銃を製造したという事大学の職員が逮捕されました。2年の実刑という事です。とにかく3Dプリンター旋風が巻き起こり家電量販店にも3Dプリンターは並び本当に「一世風靡」という言葉がぴったりでした。街には3Dプリンター屋さんがオープン!ペットの写真から造形、結婚式のお二人を造形などなど・・

あれから3年。多くの3Dプリンター屋さんは無くなってしまいましたが、今やネットでも3Dプリンターが販売されている時代ですから着実に3Dプリンターは広がり、エンジニアも育ってくるのだと思います。

3Dプリンターにしか出来ない形状。3Dプリンターで造形した方が良い場合など今後使い方がさらに模索され、住み分けされていくのかもしれません。

低価格化で精密な造形物が出来上がる3Dプリンターが今後もどんどんリリースされてきます。もう始まっていますが、各社、各部署が3Dプリンターを持つ時代ですね!

http://item.rakuten.co.jp/aruyan/y01t1602528a/(楽天3Dプリンター)

13.42.00

注目を集める大型金属3Dプリンター

先日開催された「設計製造ソリューション展」でひときわ目立っていたのが「株式会社松浦機械製作所」のLUMEXAvance-60という600角の金属3Dプリンターです。

もちろんの弊社でも数人が見にいきましたが、人ごみがすごくて中々たどり付けない。それほどたくさんのお客様がLUMEXAvance-60の周りに群がりました。

弊社で使用する「EOS」もそうですが、今まで金属3Dプリンターでは造形範囲250角が殆どでした。ドイツのメーカーで一部大きな金属3Dプリンターをリリースしていましたが価格が高くとても変える金額ではありませんでした。

国産でこの大きさの金属3Dプリンターがリリースされたというのは非常にありがたいお話です。

すでに注目している企業様が多数いるようで、早速受注も始まったようです。造形の高さも高いので大きな物を造形するには非常にありがたい仕様になっています。

今度福井県までお邪魔して造形についての詳細を聞いてこようと思います。

その際、特に注目して聞いておきたい事は、1.造形チャンバーの酸素濃度を下げるまでの時間 2.造形物の歪みについて 3.レーザーが破損した場合の部品費用&交換費用 4.アルゴンガスの使用量 等です。

この4っは非常に重要な項目になりますので今後購入するかどうかの大きな指標となります。

金属3Dプリンターはランニングコストが非常にかかる設備なので、注意して聞いてこようと思います。

松浦機械製作所

金属3Dプリンター 医療への道

会社立ち上げ当初から医療分野のお話は多く頂いておりますし、コンソーシアムにも参加しています。

随分長い間暖めてきましたが、ついに医療機器製造登録をする事にしました。それは形が見え始めたから・・と言っても過言ではないです。

病院の教授様とも長きにわたり打ち合わせを重ね、販路とニーズが合致したという事です。

医療分野では一品一様の製品が求められるようになってきています。患者様のあらゆる事象にあわせる必要があるからです。

それが結果的に良い方向に向かう事が明確になってきました。

医療分野は敷居が高いと言われておりますので、すぐに全てをクリアにできる訳ではないとは思いますが、金属3Dプリンターが医療分野に参入するには良い機会だと思います。

金属の強度的な部分や耐食性など多くの試験も必要となりますが、エビデンスがしっかり取れるように進めたいと思います。

名古屋市商工会議所をはじめ、多くの企業様、先生に助けられています事に感謝申し上げます。

choshinki

金属3Dプリンターを使う動き活発に

金型や溶接を必要とせず3Dモデルデーターを基に様々な造形が可能な金属3Dプリンター技術。世界の航空宇宙産業界で、この技術を用いた部品製造に着手する動きが高まっています。

その主な考え方として航空機の軽量化。それに伴う温室効果ガスの排出削減が可能になるとされています。さらにGEのように様々な部品を一体化で作ってしまう事により製造時間の削減も考慮しています。

既に金属3Dプリンターによるモノづくりは始まっていて、60台の金属3Dプリンターが置かれています。

中国も航空機産業への参入に付いては積極的です。昨年はエアバスと・・・先日はアメリカ訪問でボーイング機300機発注とのことでボーイングとの関係も築こうとしています。

上海ZW社???ではEOS社の設備を購入し造形がスタートしております。

でも決して日本も遅れている訳ではありません。が・・・・台数だけです。

殆どの金属3Dプリンター事業は失敗に終わっています。購入はするけども・・・お客様の考え方が変わらなかったり・・問題もあったり・・という事でしょう。

海外では既に金属3Dプリンターで製造する事を前提とした設計が進んでいます。これが日本との大きな違いです。

今現状で出来る部品は今まで通りのが安い。しかし、軽量化や熱交換といったものは金属3Dプリンターでという線がしっかりしかれています。

日本の皆様の考え方がいつ変わってくれるかはわかりませんが、遅れれば遅れるほど欧米との差も開きます。

来年には金属3Dプリンターで製作した部品が空を飛ぶんですよ!!!!

燃料噴射ノズル