最速の金属試作品の製造方法だと思いますか??
切削加工??鋳造?ロストワックス?MIM?
色々な既存工法もございますが、実は最速は金属3Dプリンターなのです。
金属3Dプリンターの能力を最大限に生かすには納期というアドバンテージを忘れてはいけません。
小さな部品でも、大きな部品でも実は少量の試作品を作るスピードは金属3Dプリンターになります。「いや・・そんなことはない!うちの加工は早い」とおっしゃる企業様もみえるかもしれませんが、実はこれにはカラクリがあるんです。
腕のいい職人さんがいる企業様がいかに早く加工できようとも・・・材料の入荷やプログラムの作成などの時間が発生してしまいます。金属3Dプリンターでは材料は常に手元にあるので注文を受けた数時間後には造形がスタートし、早いもので数時間で完成してしまいます。だから最速なのです。
しかも、金属3Dプリンターの場合複雑な形状は価格には反映されません。むしろ複雑であればあるほど機械加工よりも早いと言うメリットもあります。
造形品の価格はあくまでもかかった時間と材料費のみになりますので複雑なほど付加価値はあがり貢献できます。
納期が早くなれば開発も早く進みます。それが金属3Dプリンターの最大の効果なのかもしれません。
しかし。。全ての部品を金属3Dプリンターで造形できる訳ではありません。苦手な形状もありますし、造形できない形状もあります。また、ノウハウも必要になります。
しかし、それらを引いてもこの最短納期というアドバンテージを使わない手はない。出来る部品だけでも効果は十分にあがります。
ただし、価格もそれなりに高くなってしまうデメリットもあることは否めません。