手遅れにならないうちに日本も積極的に行動に移す必要がある

手遅れにならないうちに日本も積極的に行動に移す必要がある

GEアディティブゼネラルマネージャーモハメッド・エテシャミ氏談

エテシャミ氏がこう話していてのはもう2年前。

あれから2年・・日本の金属3Dプリンター動向はどうなってのでしょうか?

私の独自調査によると金属3Dプリンターの販売台数は横ばいから少し落ちている状況。 “手遅れにならないうちに日本も積極的に行動に移す必要がある” の続きを読む

金属3Dプリンターのランニングコスト

これから金属3Dプリンターを導入しようと思っていらっしゃる企業様も多いと認識しております。

それには知っておかなければならない費用があります。それがランニングコストというものです。

どのメーカーの金属3Dプリンターを購入しても一様にかかる費用だと思って頂いて結構です。 “金属3Dプリンターのランニングコスト” の続きを読む

金属3Dプリンターはニアネットシェイプ

金属3Dプリンターでは試作品のニアネットシェイプになります。

ニアネットシェイプ(Near net shape)とは完成品に近い状態に仕上げることを指します。

通常の金属加工では四角い材料を購入して削り出して作っていきますが、金属3Dプリンターではニアネットシェイプの材料を購入するイメージになりますので、粗加工や中仕上げ加工などが必要ありません。

仕上げ工程のみが残っている状態になりますので、お客様のトータルコストの削減を実現します。

開発期間の短縮、工期の短縮に活躍しておりますますのニアネットシェイプ化の要望は増えてくるものと思います。

今までは鋳造や金属焼結などで用いられてきたこの用語ですが、金属3Dプリンターではまさにぴったりの言葉になります。

金型レスで、鋳造レスでニアネットシェイプ材が手に入るのは大きな効果だとご評価いただいております。

株式会社J・3Dでは、ニアネットシェイプをさらに高いレベルで実現し、「短納期」をコンセプトに掲げ、お客様のトータルコストの削減を実現する試作開発品をご提案します。

 

金属を溶融するパラメーター

色々なご質問やお問い合わせがきますが、最近ではかわったご質問が多くあります。

その中で一番多くびっくりしているのが、レーザーのパラメーターを教えて下さい。というご質問です。

残念ながらそれにお応えする事はできません。弊社が使用するEOSでは最適なパラメーターを購入しております。他社の金属3Dプリンターで全く同じレーザーを搭載している物もありますのでお応えする事は弊社にとってはコンペジター。ということでお断りさせて頂いております。

どうしてもうまくパラメーターが出来ない場合は購入先に聞く事が一番だと思います。

弊社でも現在新素材のパラメーター開発に着手しておりますが、パラメーターと言うのは時間とお金をかけて作り上げるものですので、弊社内でも重要機密事項となります。

以前からお話しさせて頂いておりますがパラメーター開発には最短で1年の月日を使う事になります。その苦労を簡単に売る事もあげる事も出来ないという事ですのでご理解して頂ければと思います。

色々なコンセプトの金属3Dプリンターが存在します。何がやりたいのか、どこまでやりたいのかなどはしっかり整理して購入する事をお勧め致します。

その際の工場見学等はご協力させて頂きますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

eosint_m_280_1

 

金属3Dプリンター!金型への普及が急伸

今まで中々振り向いてもらえなかった金属3Dプリンターでの3次元水管製作が急激に伸びてきました。

弊社での造形はもちろんですが、金属3Dプリンター購入検討のお客様も多く、ようやく3次元水管の認知度が高まってきた事が伺えます。

もっとも・・大きな効果をあげていらっしゃる企業様もありますので遅れを取らないようにという思いもあるかとは思いますが、先行の企業様はたくさん失敗してようやくつかみ取った成功です。

3次元水管も一朝一夕に満足のいく生む訳ではないのです。「冷えすぎてしまった・・」「うまく冷えなかった・・」という事を繰り返す事により表面からの水管の距離、水量、水温などをノウハウとして蓄積してきました。それがまた成功の近道だからです。

弊社のお客様でも50%の成形サイクルタイムの短縮ができているところが多くありますが、もちろん失敗もあったようです。

とは言え、金型への応用に皆様が興味を持ちテストしてみようと思って頂けた事は本当に嬉しい事です。弊社の持つノウハウや提案とお客様のアイディアを融合させる事により、早く成功事例に結びつける事が可能だと考えます。

ハイブリッド工法を用いた弊社の金型はコストも抑える事ができ、納期も早い。業界初の3次元水管検査装置を用いた水管内検査も皆様への安心として提供させて頂いております。

そろそろ試してみたいな・・と思ったら是非お気軽にお問い合わせ下さい。

図2

EOSのパラメーターについて

EOS社の金属3Dプリンターは基本的に出来上がったパラメーターを購入する仕組みになっています。このパラメーターはEOS材料に応じて最適化された物となっていますので、他社の金属粉末を使う際には保証できる物ではありません。

このEOSのパラメータには実はいくつも最適化された物が存在しています。

  • TOP SPEED
  • SPEED
  • PERFOMANCE
  • SURFACE

以上の4っつに分かれています。

TOP SPEEDはサイズの大きい部品を製作する場合に用いられます。時間がかかる物を少しでも早く造形したい場合に使います。SPEEDは造形品質と表面品質の妥協できる限界のパラメターになります。PERFOMANCEは高い生産性と良好な表面特性を得る事が出来ます。そしてSURFACEでは表面品質に重視したパラメーターになっています。それぞれスピードや品質が変わりますのでどれを選択するかによって造形時間にも差が出るので注意が必要です。

と・・いうのは。購入したら全てがついてくる訳ではありません。1つ1つのパラメーターを購入という事になるので間違った選択をするととんでもない事になる可能性があります。

パラメーターは結構高額になるので慎重に選ばなければなりません。

ちなみに弊社で使用するパラメーターは基本的にはSPEEDです。しかし、PERFOMANCEも用意してありますので表面品質を重視されるお客様はあらかじめご連絡を頂けるとスムーズにお見積もりする事が出来ます。

ちなみに他社の金属3Dプリンターはこのパラメーターは自由に触る事ができ、最初についてくるデフォルトのパラメーターを使い自由な金属材料にチャレンジする事が出来ます。

しかし、時間がかかるのは間違いない事実です。EOSが用意した4種類のパラメーターを作成するには膨大な時間とお金が必要となりますのでどちらがお得かを考えた方が良いかもしれません。

パウダーベット方式の金属3Dプリンター
パウダーベット方式の金属3Dプリンター

急激に進む金属3Dプリンター

ここにきて急激に金属3Dプリンターでの製作や、設備購入等が動き始めています。

昨年の金属3Dプリンターから約1年。色々調べて動きが急に加速し始めたものと思われます。

金属3Dプリンターの活用方法が広がってくる事を感じます。

しかし、現段階では欧米のように100台も200台も金属3Dプリンターを並べるような仕事量はなく、かといって1台では仕事になりません。

投資できる体力のある企業だけが成長する分野だな。。。とつくづく思います。

しかもランニングコストも半端ないのでその辺がわかってくると中々進めにくい仕事です。

そしてこの分野は、新設備の開発が世界各国で行われていて素晴らしい設備が来年出るかもしれない分野ですので、一度にたくさん買ってしまえば近い将来ゴミになる可能性もあるのです。

今は造型範囲を大きくするとかスピードを速くするとか新設備の開発が日本でも行われています。

まだ未発達な業種である以上リスクも伴いますね。

j3d_