スギノマシンも金属3Dプリンターに参入

工作機械メーカーのスギノマシンは11日、金属3Dプリンターを開発したと発表しました。切削加工のツーリングも備え、1台で造形から完成品として取り出すことが出来ます。2020年4月に発売を想定しています。

タービンブレードの損傷を修正や金型の修正などもできると書いてあることからレーザーメタルディポジション方式?なのかと推測している。 “スギノマシンも金属3Dプリンターに参入” の続きを読む

やはり金属3Dプリンターのレンズは肝だった

以前から講演やセミナーなどで皆様にはお話させて頂いておりましたが、金属3Dプリンターのレンズはやはり肝でした。

現象が確認できていなかったので、推測でお話させて頂いておりましたが、弊社内で現象が確認できたのでお話させて頂きます。

いつも通り金属3Dプリンターを使ってダイカスト金型を造形しておりました。 “やはり金属3Dプリンターのレンズは肝だった” の続きを読む

250mm角以内のアルミニウム試作ならお任せください

金属3Dプリンターでアルミニウムを造形できることはあまり知られていません。

自動車関連や航空機関連でもアルミニウムの試作で納期に困っている企業様は多いと思います。

エンジン部品であったり、配管部品であったり、すぐに欲しくとも金型製作期間があったり、たくさんの工程が必要だったり様々な理由でお困りごとがあると聞いております。 “250mm角以内のアルミニウム試作ならお任せください” の続きを読む

金属3Dプリンター金型ハイブリッド造形がよくわかる動画

金属3Dプリンターで金型を造形する際に、弊社ではハイブリッド造形をすることが多くあります。

ハイブリッド造形とは、金型全てを金属3Dプリンターで造形するのではなく、金属3Dプリンターでなければできない部分を盛って作ることを言います。

ハイブリッド造形の際はその土台の金属(金型の下の部分)を用意して、その上に積み重ねますので、積層時間の短縮、低価格を実現することが出来ます。 “金属3Dプリンター金型ハイブリッド造形がよくわかる動画” の続きを読む

試作開発、金型製作の納期短縮が金属3Dプリンターのメリットになる

試作開発品の短納期化

IMG_1059試作開発をする設計者の立場からすれば、設計完了後すぐにでも手元に製品があるとこんなに嬉しい事はないと思います。そんな想いから樹脂の3Dプリンターは爆発的なヒットになりました。製品を手に取るだけで製品イメージは一気に現実へと誘うからです。それは金属でも同じ事が言えます。 “試作開発、金型製作の納期短縮が金属3Dプリンターのメリットになる” の続きを読む

急激に進む金属3Dプリンターによる3D水管金型

金属3Dプリンターで作る3D水管金型

2金型展2018(2018年6月13日〜16日開催)以来、急激に金属3Dプリンターを使用した金型の関心度が高まっています。

樹脂金型をご使用のお客様が多いように感じますが、金型形状に合わせた3D水管の配置を希望されております。 “急激に進む金属3Dプリンターによる3D水管金型” の続きを読む

金属3Dプリンター熱処理の秘密

以前から知ってましたが、金属3Dプリンター造形後の熱処理(時効処理)条件は非常に大事です。

これは金属3Dプリンターだけに限った話ではないのも分かりますが、金型等で使用する場合この熱処理条件の違いにより、その寿命が大きく違うことが分かってきました。

弊社の場合ですと熱処理は2っの方法があります。 “金属3Dプリンター熱処理の秘密” の続きを読む

金属3Dプリンターで金型製作して強度大丈夫?

図2”最近金属3Dプリンターで金型を作ると聞いておりますが、強度に問題はないのですか??”

このようなお問い合わせは毎日のように入ります。

日本の工作機メーカー様の金属3Dプリンターを使った金型への活用の事例の話を聞く事が多くなったのではないでしょうか?

金属3Dプリンターで製作する金型には樹脂金型とダイカスト金型があります。

樹脂金型、ダイカスト金型では3次元水管という新たな付加価値を付ける事によりハイサイクルを実現できたり、品質の向上ができます。

しかし、皆様の興味は金型のハイサイクル化よりも圧倒的強度に集中しています。

今までに無い工法での金属材料作りですから、お気持ちはお察しいたします。

しかし、弊社ではたくさんの金型の造形をしておりますが、強度的に問題は発生しておりません。

図のように自由に水管を通し、金型の冷却時間を短縮出来るのは金属3Dプリンターならではの付加価値と言えます。

特に最近ではダイカスト金型での需要が伸び、すでに多くの企業様が活用しており、スタンダードな技術となりつつあります。

ハイサイクル化に悩んでいらっしゃる企業様、ヒケや焼きつきに困っていらっしゃる企業様。

冷やしたい箇所に水を通してみませんか??

金型で使用するマルエージング鋼の特性は→マルエージング鋼データを見て頂ければわかります。

その他ご質問がありましたら遠慮なくご質問ください。→お問い合わせフォーム

3Dプリンター金型順調に推移

金属3Dプリンターで金型を造形する仕事が順調に推移しております。

特に弊社の場合はダイカスト金型が多く、焼きつき防止であったり、ハイサイクル化であったり、品質向上であったりそれぞれの思惑でリピート受注につながっております。

金属3Dプリンターで作る金型には3次元水管が最適に配置することができますので、上記のような効果が顕著に現れます。

ここまで金型が順調に推移してくと、もはや「3Dプリンター金型」という造語があっても不思議ではない状態です。

しかし、全ての金属3Dプリンターで金型が造形できるわけではありません。

その理由については色々ありますので、ここでは差し控えますが・・得意、不得意はどの金属3Dプリンターにも存在しておりますので、慎重に設備や造形サービスビューロを選んでください。

弊社の今年度の金型造形はおそらくかなり増える見込みですが、さらにサービスを向上させるため金型一貫生産に取り組んでいます。

造形→アニール処理→ワイヤーカット→熱処理→仕上げ加工→コーティング→スキャニング→納品といったところまでのサービスとなりますので是非活用していただければと思います。

金型で使用している材料はマルエージング鋼という金属で引っ張り強度も硬度も申し分ない材料になっておりますので、ダイカスト金型でも十分に対応できます。

ダイカスト3Dプリンター金型の事ならなんでもご相談していただければと思います。

 

金属3Dプリンターの弱点

もう流石に金属3Dプリンターが「魔法の箱」だと思っている人は少なくなってきたと思いますし、金属3Dプリンターには最大の弱点があることもわかっていただけているかとは思いますが・・

敢えて・・再度金属3Dプリンターの最大の弱点についてお話をしたいと思います。

日本のものづくりは金型や機械加工によって大量にを安く、早く作る方法に全力を注いできました。だから機械の精度も、それを使う職人さんも、そして出来上がった製品も世界No1ですし、生産技術を磨き世界一の品質を誇る大量生産大国になったのです。 だからこそ物事は大量生産基準で考えられています。

一方で・・金属3Dプリンターは一品一様の生産技術と言える工法であり、大量生産には全くの不向きな設備なんです。金属3Dプリンターの価格が下がり、100台〜1000台並べたと仮定しても今の金型や機械加工にはスピードも品質も到底追いつけないことでしょう。

そんなことから日本では金属3Dプリンターの業界の成長が伸びないのではないかと推測します。

金属3Dプリンターが注目を浴び、コストが下がるのではないかと私たちのようなサービスビューローにお問い合わせをいただくことも多いのですが・・・今現状で、できる工法の部品や金型などを金属3Dプリンターで造形しても残念ながら安く作ることはできません。

では一体なぜ金属3Dプリンターは注目され、欧米では必死に金属3Dプリンター技術に向かい合っているのでしょうか??

一つには「インダストリー4.0」を代表とする製造業のデジタル化と言われています。生産や流通の自動化、バーチャル化を大幅に高めることで、生産コストと流通コストを極小化し、生産性を向上させることを主眼に置いています。金属3Dプリンターではご存知の通り3DCADモデルさえあれば金型も必要なければ工具も必要ありません。デジタル化を進めるには絶好のツールと言えます。

医療分野や航空機分野ではもうすでに金属3Dプリンターを使用したものづくりが始まっています。もちろん自動車分野にも使われてはいますが、やはり大量生産という壁に阻まれているのです。

しかし、裏を返せば航空機や医療分野ではカスタムメイド化や一体化、軽量化といった大量生産ではできないことがたくさんあります。自動車分野に今後どのように金属3Dプリンターが関わってくるのかは読みづらいですが、少なくとも医療や航空機分野では着実に「インダストリー4.0」の枠組みとして金属3Dプリンターは入っていることでしょう。

弱点があれば、長所もあるわけで・・長所を伸ばして行くことが今後のものづくりの在り方になってくるのかもしれませんね。

製造工程を1から見直してみるのか・・・それとも多品種少量生産にシフトするのか・・それは私どもではわかりかねますが、欧米の動きには注力する必要はあると思います。