金属3Dプリンター基礎知識

インコネルの金属3Dプリンター造形の注意事項

インコネル718という材料を金属3Dプリントするなんて、考えられなかったですよね。

削るのも非常に大変な材質で、規格材料(大きさ)も限られていますので切削する量の方が多かったりしました。それが今では金属3Dプリンターでいとも簡単に作られてしまいます。

実は弊社の中の需要でもっとも多いのがインコネルなのです。高温に耐えられる材質の為、あらゆる部品に活用して頂いているのです。

例えば化学プラント等で使用するエルボ形状のパイプだったり、自動車部品であったり。もちろん航空機分野でも活躍しております。

そんなインコネル・・・材質特性はこちら→インコネル718マテリアルデーターシート

注意して頂きたい項目があります。

それが硬度です。非常に硬い材質として知られておりますが、それは熱処理後のお話しになります。マテリアルデーターシートをご覧になって頂ければお分かりになるかと思いますが、造形後のそのままの硬度はHRCで30しかありません。なので造形後のマシニング加工はそんなに苦労しません。が・・通常のインコネル相当の硬度を出そうと思えば熱処理が必要になります。

残念ながら弊社内ではインコネルを熱処理できる炉がないため、この柔らかいインコネルを納めさせて頂くことになります。

航空機系の企業様では当たり前の事実ですが、業界が変われば知らない方も多く見受けられますので是非、頭の中に入れて頂けると助かります。

金属3Dプリンターで造形したインコネルの耐熱温度は約650℃になります。詳しくはマテリアルデーターシートをご覧下さい。

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