金属3Dプリンター基礎知識

金属3Dプリンターに於ける基準プレートの厚みと管理

金属3Dプリンターは基準プレートと呼ばれる金属の板に貼付けながら作って行く工法になります。

今現状では30mmの厚みの金属基準プレートを使用していますが、残留応力はある一定の熱量が加わると基準プレートごと曲がってくる事がわかっています。

それほど残留応力の力は巨大なものです。

なので体積の多いものに関しては基準プレートも厚くしてやらなければなりません。

基準プレートは造形後にはまたフライス加工して再利用するので、30mmで作ってもやがては薄くなってしまいますので小さいものの造形にまわします。

体積の大きいものを造形する場合、造形範囲に問題がなければ50mmで作成しても問題ありませんので、可能な範囲で作ればOKです。

造形中に歪みを起こす事が一番困ります。歪みにより3Dプリンターが停止してしまうからです。

そして造形が終わったら、熱処理炉に入れて応力除去をして切り離す事が大事になります。

基準プレートの作り置きは錆の原因や水分、油分の付着の原因となりますので大量に保存しておく事はお勧めできません。

水分が付着すれば水素脆化・・油分が付着すれば密着不良となります。脱脂工程も造形前には忘れずにしなければいけません。

造形

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