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高張力鋼板材、ホットスタンピングに金属3Dプリンター

自動車の車体軽量化のため、高張力鋼板材の活用が増えると予測されています。また、同時にプレス技術中心にした新たな技術開発が必要になってきています。

980MPa以上の超高張力鋼板材のプレス技術は中々大変と伺っています。そこで注目を集めたのがホットスタンピング法ですが量産を行う場合はたくさんの問題があるようですが、高張力鋼板の活用も避けて通れない開発テーマです。

まずは金型材料の改善や、鋼板自体の特製を変えるなどが考えられますが、材料メーカーを巻き込んだ動きとなるので自動車メーカー様等が行って行く事でしょう。欧州の自動車メーカーでは既に採用が広がっています。

熱間プレスはハイテン材を冷間プレスするよりも成形性が良く、プレス加工の難易度が低いこともメリットだが冷却法が中々上手くいかないようです。直接冷却法もあれば、金型の中に水冷管を通す方法もあります。

そこで、金属3Dプリンターの出番もあるのではないかと考えます。今現状のホットスタンピング法で水冷管はガンドリルで穴をあけるので形状にあった冷却が行えません。金属3Dプリンターならそれが可能になるのです。ただ1つ問題が・・・

弊社が保有する金属3Dプリンターも・・いえ日本に存在する3Dプリンターも造形範囲が大きくありません。なので金型を分割する必要が出てきてしまうのです。

それが価格的なデメリットになる可能性はありますが、事実、冷却時間が半分になったという実例があります。しかし、残念ながらまだ本採用にならないのはそれ以外の方法も模索しているからなのだと思います。もちろん色々な工法や技術向上を図るのは当たり前の事なので、気長に待ちますがホットスタンピング法の注目度が高い事から、1つの工法として成り立つ可能性もあるのかもしれないと感じます。

金属3Dプリンターの使い道・・・まだまだ考えれば出てくるのかもしれません。

ホットスタンピング

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