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金属3Dプリンターの品質保証について

以前からお客様からもご指摘頂いている金属3Dプリンター造形品の品質保証についてですが、弊社ではATOSを導入する事を先日発表させて頂きました。

しかし、ATOSはあくまでも出来上がった製品の寸法をチェックする機能に過ぎません。お客様が心配されているのは造形中に欠陥が(巣)が出ないかという事になります。X線CTを導入しても小さな欠陥に対しては中々チェックは厳しいですし、アルミニウム以外の材料については透過できないというデメリットもあります。

なかなか難しい問題ですが・・・

ドイツの金属3Dプリンターメーカー(EOS)はplasmo Industrietechnik社と提携したと聞いておりますが、plasmo Industrietechnik社はオンラインプロセスモニタリングシステムという技術を持っています。このシステムは造形中に発生するプラズマ光などの強弱を信号に変換し欠陥を見つけ出すというシステムです。提携後どこまでこの技術との融合が出来ているのかは聞いておりませんが、近い将来品質保証に値するシステムが導入される事と思います。

金属3Dプリンター造形品の品質保証は、実は造形前からのプロセスにも大きく影響致します。

湿度管理や金属粉末のリサイクル回数(トレーサビリティー)などあらゆるプロセスを管理し造形する必要があります。そしてエビデンスとしたいところです。

しかし、これらは多額なコストがかかるため現段階では湿度管理までが妥当になっています。しかし、これらを構築しなければ本当の意味での信頼性が勝ち取れないとも思いますので金属3Dプリンターメーカー、代理店、または協力頂ける企業の方々などと連携をして模索しています。

そういった意味でも大きく日本の金属3Dプリンターは遅れておりますので、しっかりと追随する必要があります。

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