ブログ

それは突然にやってきた・・金属3Dプリンターのリスク「レーザーの寿命」

前々から恐れていた金属3Dプリンターのリスクが突然にやってきました。ヒタヒタと忍び寄ってきた訳ではなく、突然です。

それがレーザーの破損です。

以前からお伝えしてきたようにレーザーは3年以内に壊れます。弊社ではそれを少しでも早く察知する為にレーザーの出力測定を実施してきました。しかし・・それは音も無く突然やってきたのです。

370W(ワット)の出力を出してみたところ・数値は320W・・レンズが曇っているのか??拭いても拭いてもその数値に変化はありませんでした。恐れていた「レーザー寿命」がきたのです。

弊社では3台の金属3Dプリンターがあります。320Wでも問題なくプリントできる鋼種を造形する設備は1号機。1号機と2号機のレーザーを入れ替える事によりレーザー出力低下による停止期間の緩和が出来ることがわかりました。

もし・・1台しか金属3Dプリンターを持っていなかったと想定すると、ドイツからレーザーが届くまでに4週間。交換に2日間。1ヶ月丸々仕事ができない状況でとてつもない損害金額が生まれるところでした。

しかもレーザー交換の見積り金額は・・「2100万円」。。冗談かと思うくらいの高額です。

それでも御社は金属3Dプリンターを購入しますか??と聞きたいくらいの出来事です。今回は複数台の金属3Dプリンター保有でのリスク回避はできましたが、よくよく考えてみるとこれから毎年このリスクが訪れる可能性があるという事。毎年レーザーの破損が続くのかもしれません。

その度に「2100万円」の出費があるかもしれないと思うと暫くは利益どころじゃないのかもしれません。それでも私たちが金属3Dプリンターに着手する理由は「可能性」です。

金属3Dプリンターには多くの知識とノウハウが必要です。それらをいち早く習得し真似できない確実な技術を蓄積する為なのです。

とは言え・・・「レーザーの破損」は手痛い出費です。

S__7258247

 

 

Return Top