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試作品を金属3Dプリンターで

金属3Dプリンターで現在どんなものを製作させていただいているかと申しますと、80%が試作品になります。まだまだ強度等の信頼性には欠けているということと、大量生産が出来ない事が要因です。

大量生産にはやはり金型を使う方が圧倒的に安く、そして早くできるので何もわざわざ金属3Dプリンターを使う必要はありません。強度の点から申し上げますと、実際の引張り強度や硬度は問題なく使って頂けるレベルですが、密度の安定さにはもう少し結果が必要です。今のところ強度的に問題があったとか・・割れたという事例は発生しておりませんが、実際に何万回・・何万時間という耐久試験をしておりませんのでそれらのデーターが揃えばもっと金属3Dプリンター品の信頼性が上がってくると思われます。しかしそれにはある程度の時間も要するので今はジッと耐えしのいでいます。

しかし、試作というレベルで言えば試作金型も必要なく、短期間に製品を造形できてしまうので開発サイクルの向上が見込めます。樹脂の3Dプリンターもそうですが試作という分野では3Dプリンターの活躍は飛躍的に伸びているはずです。

今まで樹脂の3Dプリンターを使っていたお客様は実は非常に多いです。形を見るのには樹脂で十分だからです。しかし、機械的な負荷をかける場合は樹脂の強度がないため壊れてしまったりする事もたびたび・・そんなお客様が金属3Dプリンターの活用を目指しているので造形ルール等は承知済み。あとは価格と納期ですね。

価格はやはり高い印象が強いですが、場合によっては金型コストのほうが高いので1個、2個であれば十分金属3Dプリンターで勝負できます。しかも納期は1週間。皆様ならどちらを選択されますか??

今後も試作業界には金属3Dプリンターの可能性が広がってきます。開発サイクルの短縮はグローバル競争の中で勝ち残る為の1つの方法なのかもしれませんね。

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