金属3Dプリンター用語解説

コンタミとは

IMG_1062通常の金属加工では「コンタミ」という言葉を使う事はありませんが、金属3Dプリンターの業界の中では頻繁に出てくる言葉です。

コンタミとは「コンタミネーション」の略語になっていますが、金属3Dプリンターでは「不純物が混ざる」という事を意味しています。金属3Dプリンターで使用する粉末材料は20μmピークの粒径を使用しています。金属3Dプリンターで何種類かの金属を使い造形する場合、一部の粉が別の粉末に混ざってしまう現象の事を「コンタミ」と言っています。

例えば、マルエージング鋼の造形後にチタン64を造形したい場合、マルエージング鋼の中にチタンの成分が混じってしまうという事です。このような「コンタミ」を防ぐ為には徹底的なチャンバー内部の清掃が必要となります。

徹底的というのは、機械をバラして拭き上げる。という事です。弊社でもそうですが、金属の入れ替えがある場合は丸一日かけてチャンバー内部を清掃し「コンタミ」を防がなければなりません。出来れば金属1種類につき金属3Dプリンター1台が望ましく、特にアルミニウムの造形をするプリンターは素材の比重が軽い為に清掃しきれない可能性もありますので、必ず専用機として使用した方が良いです。

「コンタミ」が発生すれば主原料とは違う物質が混ざるという事で本来の強度が出ない事もありますので、金属3Dプリンターにおいては非常に重要です。

清掃の様子は下記動画でご覧下さい。

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