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GEの金属3Dプリンターメーカー買収のお話

先日からNEWSをにぎわせていますGEの金属3Dプリンターメーカー買収のお話ですが、色々な見立てがあるようです。

昨日もとある筋の方とお話をしましたが、某銀行さんの見立てと似通っている点がありましたので少しだけご紹介させて頂きます。

まず、大きな部分ですがGEは儲からない事はやりません。という事です。以前から航空機エンジンの部品を金属3Dプリンターを用いて試作を進めてきていましたがいよいよコストダウンの構想が現実味を帯びてきたという事でしょうか。今まで培ってきたノウハウと金属3Dプリンターメーカーのノウハウを合わせ、さらに知的財産(特許)が必要になっている。というお話(見立て)です。

確かにこの話を聞いているとGEという巨大企業が自社の開発ではなく、メーカーごと買い取るっていうのは今までの流れでは考えられない事です。つまり・・金属3Dプリンター自体がノウハウや特許の塊であり、開発するより買った方が安い。という結論に達したのかもしれないですね。

さて・・今後の金属3Dプリンターの動向を占うに値するこの大きなニュースは日本にどのような影響を与えるのでしょうか?

少なくともGEのニュースが取り上げられてから、弊社のホームページのアクセスが上がっています。以前は一時的なブームの中での検索が多かった気がしますが、今はGEが本気で金属3Dプリンターによる「モノづくり」を進める事により実用化に向けた検索?興味?が増えてきたように思います。

ここ2〜3年で米国のモノづくりの骨格が変わるかもしれませんね。

しかし、日本の中での興味は増えてきたのは間違いない事実として感じていますが、興味だけでは進める事が出来ないのが金属3Dプリンターです。GEと明らかに違うのは設計思想です。

新たな設計(トポロジー設計)などを取り入れ軽量化や一体化などを実現し燃費の向上や組立工数の削減。そして納期短縮をしっかり考えた物になっています。

一方、日本では今まででの設計を変える事無くコストダウンを金属3Dプリンターできないか?という考えが多く、現実として中々進んでいません。でも一部の研究者?開発者?の方々はこれらの内容をよく熟知されており設計を変える必要があるということを言っています。

GEが大きな一歩を踏み出してくれましたので、より金属3Dプリンターの事を理解して頂ける方々増えてくる事を期待しています。今のペースから考えると1日の遅れが1ヶ月分のレベル差ができそうなので正直焦ってしまいますよね。

一日も早いアプローチを・・

金属3Dプリンターで製作した部品
EOS社製金属3Dプリンターで製作した部品の数々。NTTデータエンジニアリング提供

 

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