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アルミニウム造形の難しいところ

アルミニウム造形を始めて早くも1年が経過しました。この1年の中でアルミニウム造形が難しいところがわかってきました。

それがアルミニウム粉末を敷き詰める工程だとは私たちも夢にも思いませんでした。

金属3Dプリンターでは細かな金属粉末にレーザーを照射し溶かしながら積層していくのですが、照射された直後は高温になり部分的に膨らみが生じます。

その膨らみが生じたまま次の層の金属粉末を敷き詰める場合も少なくありません。その際、他の材料であれば硬いので停まってしまうのですが、アルミニウムの場合柔らかさがあり削り取りながら粉末を敷き詰めてしまう場合があります。

これを続ける事によりある部分だけ金属密度が低下してしまう場合があります。これらを回避する為にレーザーの照射時間をわざと長引かせるよう全く関係ない物を造形したりしなければなりません。

これでは材料も時間も無駄になります。

ここで大事なるのが造形の姿勢です。

どの造形姿勢にするかによってこの膨らみを回避する事が出来ます。

これらは何回も失敗を重ね得る物になりますので色々な造形物にチャレンジしてみなければなりません。

金属3Dプリンターでは材料ごとにこれらのノウハウが必要になるので長い年月が必要になりますね。

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