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金属3Dプリンターでつくる多孔質体(ポーラス)

金型のガス抜きや触媒、熱交換器などで使用で切る金属の多孔質体ですが、「ポーセラックス」が2016年3月をもって発売しなくなり困っている企業様がいるとよく聞きます。

通気性金型として使っていた企業様には本当に痛かったニュースだと思います。

しかし、最近金属3Dプリンターで注目されているポーラス構造。(多孔質体)

実は簡単に作る事が出来るんです。

通常金属を溶融するプログラムの中でほんの少しパラメーターを振ってやる事で多孔質体になってしまうのです。

通常パラメーターは金属しっかり溶かして密度を上げるものですが、多孔質体を作る場合は半溶融にしてやれば出来上がってしまうのでレーザーの出力を落としたり、またはレーザーの速度をあげてやればしっかり溶けずに多孔質体になって行きます。

その条件の振り方によって多孔質の孔の大きさも変わります。しかし、強度にも当然影響が出てきますのでそこは強度計算上も考えて作る必要があります。

また製品に転写してしまうほど大きな孔を作れば製品にならないので転写する大きさがどこまでなのかも見極める必要があります。

しかし、残念な事に中々大きさをうまくコントロールできないのも金属3Dプリンターの悩みでして、パラメーターの振り方を研究して見つける必要がありそうです。

金属3Dプリンターで製作する多孔質体も今後需要として上がってくる可能性も十分にありますね。

何に使うか、どう使うか。キーワードを見つければ多孔質体の活躍も近い将来大きな仕事になるかもしれません。

金属3Dプリンターポーラス

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