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新方式の金属3Dプリンター続々とリリース

噂になっていました新方式の金属3Dプリンターがいよいよ今年発売になります。(6月〜9月頃)

今まで情報が錯綜しており、正しい情報が中々伝わってこなかったですが、昨日行われた「日本技術情報センター」にて初めて公開されました。それでもまだ全ての情報でないですが・・

聞いただけの情報をそのままお伝えしますと、今までは弊社も使用しております金属粉末積層造形(レーザー)が主流でしたが、新方式の金属3Dプリンターはいわゆる「FDM方式」。

設備の大きさも非常に小さくてオフィスにでもおけるくらいです。価格帯は金属3Dプリンターと脱脂の機械、そして熱処理炉まで入れて約3000万円だそうです。

積層物(サンプル品)を拝見させていただきましたが、密度が97%ということもあってかよく見ると若干巣が見える状況でした。

溶接性などの質問に対してはまだわからないとの事です。

この方式は簡単に言えばMIM(メタルインジェクション)と同じ発想になっておりまして、造形だけでは製品にならず、脱脂、熱処理と工程が必要となる事です。

そして意外や意外・・・一つの物を完成させるにはそれなりの時間がかかるということです。単純比較で言いますと、金属レーザー焼結で約12時間かかるようなもので、FDM方式だと6時間。造形時間は早くなりますが、脱脂時間9時間、熱処理時間24時間ということで、約3倍の時間がかかることがわかりました。設備費用は1/3になるのですが・・・

また密度が気になるお客さまには「HIP処理」をする必要がありますが、1台購入してしまうと1億ほどかかります。

全てを自社で行うことが中々難しいことと、熱処理もそうですがバッチで処理するとなると納期も意外にかかりそうです。

まずは使い方ってやつを考えて行かなければいけないですね。

サイズもしっかり検討する必要がありそうです。

 

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