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メルトプールのバランスが金属3Dプリンター造形品の品質を左右する

昨今、日本でも多くに金属3Dプリンターが導入され、様々な研究が進んでいます。

が・・これはすでに欧米では実施されていることで、調べれば文献はたくさん出てきます。

日本では同じことをさらに自ら納得できるように再調査しているということになるのかもしれませんが、それでも各メーカーの金属3Dプリンターを比較したいし、日本製造の金属3Dプリンターが世界に発信されてほしいと思います。

金属3Dプリンターを使うと色々わかってくることがあるのですが、様々な要因によって造形品の品質を左右することがわかってきています。

その一つにメルトプールのバランスです。

メルトプールとは、金属粉末にレーザーを照射した際にできる金属の溶けているゾーンのことを指します。

メルトプールは造形速度によって大きく変わります。速度をあげればメルトプールの幅や深度は小さくなり、下げれば大きくなります。

そこに金属特有の凝固速度が加わってきますのでこのバランスを取るのは非常に難しいとされています。

このバランスがうまく取れていないプリンターではボイド(巣)が発生したりします。

オープンパラメーターが汎用性があっていいとされますが、決して素人で触ってわかるものではありません。

試験機、スーパースローカメラなどを駆使できる設備を保有してればなんでもできるのでしょうけど・・なかなか難しいところです。

しかし、可能性は多く秘めているのも金属3Dプリンターになりますので、メルトプールのバランスをしっかり見極めれば新材質の開発速度も上がるかもしれません。

金属3Dプリンターを始めて5年経っても毎日が勉強、そしてチャレンジです。

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