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金属3Dプリンターで量産は可能なのか?

ここ最近、お客様から金属3Dプリンターを使用して量産はできるか??と聞かれますが、現段階での見解を申し上げますと、大量生産は不可能?です。

できない理由はいくつかあります。

一つに価格の問題です。 大量生産は価格にも直結してきますので、現在の工法より安くできなければ意味がありません。それも踏まえて検討すると、1台1億近くする設備での大量生産はあり得ません。

まずは金属3Dプリンターの価格が現行法の設備より安く、また早くできることが条件になりますので、いまの段階では「No」と言わざるを得ません。

しかし、量産化に向けた色々な動きがあることは確かです。

自社開発の金属3Dプリンターを作り、早く安く造形できる研究も進んでいるようですし、hpが今後出してくるバインダー方式の金属3Dプリンターにも期待が高まってきています。

が、収縮率の再現性や熱処理条件の模索はこれから積み重ねていかなければなりませんので、これもまだまだ先の話になりそうです。

ドイツやベルギーを中心に金属3Dプリンターの産業が構築されつつありますので、皆様も注目はしているとは思いますが、一般工法になるには海外でもまだまだ時間はかかります。

それはそれとして、せっかく金属3Dプリンターという技術が生まれ、今までにできなかった形状を作ることができるようになったので、まずは金属3Dプリンターをどのような部品を作成するために使うのか、ということが先なのかもしれません。

この形状はどんな効果を生み出すのか?? が重要であり、それによりトータルコストがどれだけ下がるのか??ということを詰めて行く必要がありますね。

弊社でも今色々なバックデーターを収集しています。 何かのお役に立てる情報がありましたら、ご報告させていただきます。

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